こんにちは、ほぐしや きだです。
急に寒くなってきましたが、体調を崩していませんか?

長芋と塩麹のホワイトシチュー
とろみは全て「長芋」です。小麦粉は一切使っていません。

冬になると食べたくなるホワイトシチュー。
でも、市販のルゥは「小麦粉」と「油脂」の塊なので、胃腸が疲れているときには少し重たいこともあります。

「シチューは食べたいけど、胃もたれするのは嫌だ…」
「もっと体に優しくて、温まるものを食べたい」

そんな時は、「長芋」と「塩麹」で作る薬膳シチューが正解です。
食べる風邪薬と言ってもいいくらい、回復効果が高いメニューです。

1. 材料(2人分)

ポイントは「ルゥを買わない」こと。家にあるもので作れます。

🥣 スープベース

  • 豆乳200ml
  • 150〜200ml
  • 長芋(皮をむいておく)150〜200g
  • コンソメ小さじ2
  • 塩麹大さじ1〜

🥕 具材(お好みで)

今回は以下の具材で作りました。冷蔵庫の余り物でOK!

  • 鶏肉(もも、むね、どちらでも)
  • 白菜(とろとろになって美味しい!)
  • しめじ、椎茸(きのこの旨味が合います)
  • 小松菜、にんじん

2. 作り方

1具材を煮る

鍋に油をひいて具材を炒め、水とコンソメを入れて、具材が柔らかくなるまで煮込みます。

2とろみの素を投入

ここがポイント! 長芋をすりおろし、鍋に入れます。加熱すると驚くほどクリーミーなとろみが出ます。

3仕上げ

火を弱めて、豆乳と塩麹を加えます。豆乳は沸騰させすぎると分離するので、温める程度で火を止めます。

3. 漢方的「推し」ポイント

ただ美味しいだけではありません。このシチューは、漢方の視点で見ても「冬の乾燥」「冷え」に特化した最強の組み合わせなんです。

🍠
長芋(山薬)
気を補う「滋養強壮」の王様。
胃腸を元気にし、疲れを取る。
🥛
白い食材
豆乳・白菜・長芋
「白」は肺を潤し、
肌や喉の乾燥を防ぐ。

「最近なんだかカサカサする」「空咳が出る」
そんな時は、体が「潤い不足(陰虚)」になっているサインかもしれません。

このシチューは、体を温めながら(補気)、しっかりと潤いもチャージ(滋陰)できる、まさに「食べる美容液」です。

バターを使っていないのに、長芋と塩麹のおかげでとても濃厚。
難しい工程は一切ないので、ぜひ今夜のメニューに作ってみてくださいね。