こんにちは、ほぐしや きだです。
「陰陽(いんよう)」という言葉、漫画や占いなんかで聞いたことありますよね。

「陰キャ・陽キャ」みたいに、
暗い・明るいという性格の話?

最初はそんなイメージだったんですが、博士に教えてもらうと、もっと壮大で、私たちの体調管理に直結する「バランスの法則」のことだったんです。

1. この世は「2つの力」でできている

漢方では、世界にあるすべてのものは「陰(いん)」と「陽(よう)」の2つに分けられると考えます。

陰と陽のバランス
▲ 昼に活動し(陽)、夜に休む(陰)。このリズムが基本。

大切なのは、「どちらが良い・悪い」ではないということです。
イラストの博士のように、太陽の下で活動する時間(陽)も大切ですし、月夜にぐっすり眠る時間(陰)も同じくらい大切ですよね。

2. 体の中の「シーソー」

私たちの体も、この2つのバランスで動いています。
一番わかりやすいのが「自律神経」です。

  • 陽(交感神経)
    頑張るモード。活動、興奮、発熱。
  • 陰(副交感神経)
    休むモード。リラックス、冷却、栄養補給。

現代人はどうしても「陽(頑張りすぎ)」になりがち。
頭痛やほてり、イライラは、体の中の「陽」が増えすぎて、クールダウンさせる「陰」が足りなくなっているサインかもしれません。

そうじゃ。
「影(陰)」があるから「光(陽)」が存在できるように、
しっかり休む(陰)からこそ、良いパフォーマンス(陽)が出せるんじゃよ。
疲れを感じたら、それは「陰を補給せよ(休め)」という体からの指令じゃな。

3. 本日の「学び」

まとめ

不調は「敵」ではなく、
バランスの偏り
教えてくれるサイン。

「あ、いま陽に偏ってるな」と気づくだけで、ちょっとお風呂にゆっくり入ろうとか、早く寝ようとか、対策が見えてきます。
次回は、このバランスを整える具体的な方法について学んでいきたいと思います。