こんにちは、ほぐしや きだです。
前回はエリート集団「五臓(ごぞう)」について学びましたが、今回はその相棒、「六腑(ろっぷ)」のお話です。

「五臓が社長なら、六腑は現場の職人。」
彼らがサボると、体はゴミ(老廃物)だらけになってしまいます。

今日はヘビ博士の紹介で、現場を一番よく知る「カエル親方」に来てもらいました。

1. 六腑の仕事は「通すこと」

カエル親方

任せろケロ!

六腑(胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦)の共通点は、「中身が空洞」であること。
食べ物や水分を一時的に受け取り、栄養とゴミに分け、不要なものを次へと送り出す「パイプライン」です。

六腑の消化パイプライン
▲ 砕いて、混ぜて、選別して、流す! 完璧な連携プレー

見てください、この見事な連携!
胃が砕き、小腸が分け、大腸が運び、膀胱が流す。この流れがスムーズなら、私たちは元気にご飯が食べられます。

2. 個性豊かな6つの現場

🍔 胃(い)

【受納・腐熟】

食べ物を受け取り、ドロドロのおかゆ状にする「ミキサー」。ここが弱いと食欲が落ちる。

🧪 胆(たん)

【決断・貯蔵】

胆汁を貯めるだけでなく、「決断力」を司る特殊な腑。「胆力がある」の語源。

🍝 小腸(しょうちょう)

【清濁泌別】

ドロドロになった物から「栄養(清)」と「カス(濁)」を分ける「選別マシーン」

💩 大腸(だいちょう)

【伝導】

カスの水分を吸い取り、便を作って送り出すベルトコンベア。

🚽 膀胱(ぼうこう)

【貯尿・排尿】

不要な水分を一時的に溜めて、気化(エネルギー)の力で外に出すダム。

🔥 三焦(さんしょう)

【水路・気化】

形のない「名誉現場監督」。全身の水と気の通り道を管理している。

3. 詰まるとどうなる?

パイプは「流れてこそ」じゃ!
食べ過ぎやストレスでこの流れが止まると、ゴミが溜まって腐敗するケロ。
それが「便秘」や「胃もたれ」、そして「肌荒れ」の原因になるんじゃよ。
「出す力」こそが、最強のデトックスなんじゃ!

まとめ

五臓(社長)が指示を出し、
六腑(現場)が汗を流す。
このチームワークが健康の鍵。

自分の体の中で、現場の職人さんたちがスムーズに働けるように、暴飲暴食という「ブラック労働」はほどほどにしましょうね。