眠れない夜は
「90分バス」を待て
── シカゴ大学の研究 × 漢方の知恵
やばい、もう深夜2時だ…明日会議なのに全然眠れない。
焦れば焦るほど目が冴えてくる…!
これこれ、落ち着かんか。
「眠らなきゃ」と焦ると、漢方でいう「気」が頭にのぼって、余計にエンジンがかかってしまうぞ。
1. 睡眠サイクルは「バス」と思え
お主、眠れない時に布団の中で「早く寝なきゃ」と自分を追い込んでおるじゃろ?
だが、人間の脳の仕組みを知れば、その努力が無駄だとわかるはずじゃ。
90分周期のリズム
シカゴ大学の研究により、人間の睡眠は「約90分周期」で浅い眠りと深い眠りを繰り返していることが判明しています。
つまり、睡眠は「90分おきに来るバス」のようなもの。
今眠れないのは、たまたまバスが行ってしまった直後なだけ。走って追いかけず、ベンチで待つのが正解です。
2. 待機時間は「閉目養神」せよ
次のバス(眠気)が来るまでの90分間、スマホを見るのはNGです。
漢方の知恵を使って、脳を休ませながら待ちましょう。
今夜の「バス待ち」ToDo
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スマホは裏返して置く
光を遮断するだけで脳は休まります。通知も見えないようにしましょう。
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ただ目をつぶる
漢方では「閉目養神」と言います。目をつぶるだけで肝臓に血が戻り、睡眠の7割程度の休息効果があると言われています。
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足元を温める
頭にのぼった「気(興奮)」を下半身に下ろします(頭寒足熱)。
これで次の90分の波を待つんじゃ。
3. まとめ:眠れない夜は「メンテ時間」
眠れないことに罪悪感を持つ必要はありません。
「お、今はバス待ちの時間だな。体を横にして休めておこう」と割り切った瞬間、ふっと意識が落ちることも多いものです。