雨の日は頭痛いし
やる気が出ない…
── それは「耳の水没」が原因じゃ
今日はずっと雨ですね…。
なんか頭が重いし、全然やる気が出なくて。私って天気に左右されすぎなのかなぁ。
自分を責めるでない。それは根性のせいではなく、お主の「耳」が溺れておるせいじゃ。
1. 気圧センサーの誤作動
雨が降る前や台風の時に体調が悪くなる症状、最近では「気象病」や「天気痛」と呼ばれています。
これには科学的な理由があります。
内耳(ないじ)のむくみ
耳の奥にある「内耳」は気圧の変化を感じ取るセンサーです。
ここがリンパ液でむくむとセンサーが過敏になり、脳に過剰な情報を送ってしまいます。
つまり、雨の日にだるいのは「センサーがバグっている状態」なのです。
漢方ではこの状態を「水毒(すいどく)」と言い、体に余分な水が溜まってチャプチャプになっている状態と考えます。
2. 余分な水を追い出そう
「水毒」を解消するには、とにかく巡りを良くして、余分な水を排出することです。
今すぐできる対策を伝授しましょう。
雨の日の「水抜き」ToDo
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耳をくるくる回す
耳を上下横に引っ張って回しましょう。内耳の血流が良くなりセンサーが正常化します。
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豆類を食べる
黒豆や小豆、コーヒーなどは利尿作用があり、余分な水を追い出します。
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枕を少し高くする
寝ている間に頭に水が溜まるのを防ぎます。
これで体の中は晴れマークじゃ。
3. まとめ:自分を責めないこと
雨の日に動けないのは、あなたが怠け者だからではありません。
「あ、いまセンサーが敏感になってるな」と客観的に思うだけで、ストレスはだいぶ減ります。